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弁不全はなぜ起きてしまうの?

静脈瘤は血液の滞留によって形成される

下肢静脈瘤の直接の原因は静脈の弁不全です。
静脈は体中を巡った血液を心臓へと送り返す働きを持っています。
下半身からは重力に逆らって心臓へ送り返すことが多いため、静脈弁が閉じることによって逆流を防いでいます。
しかしこの弁が壊れ、弁不全になると逆流が生じ、血流が滞って静脈瘤の原因となってしまうのです。

過度な負荷が弁不全につながる

ではどうして弁不全が発症してしまうのでしょうか。その理由にはいくつかの要素が挙げられます。

まず長時間の立ち仕事やデスクワーク。こうした状態はつねに強い負荷の中で血液を心臓に送り返さなければならなくなります。そのため静脈弁が閉じた状態が長くなり、負担がかかってしまうのです。
その結果負荷に耐えられず損傷をきたしてしまう可能性が高まります。

また、女性の場合は妊娠・出産によって血液に圧力がかかりやすくなって静脈弁に負荷がかかることで弁不全に陥るケースも良く見られます。血流が滞りやすい環境にあると血液のうっ滞が起こりやすくなります。
それを防ぐために静脈が拡張し、弁に大きな負荷がかかってしまうわけです。

また、ハードな運動による血管の拡張や下半身が外傷を負ったことによる損傷なども弁不全をもたらす要素として挙げられます。他には加齢による衰えやダメージ、さらには明確な関連性は証明されていないものの、肥満も要因のひとつになると言われています。

日頃から予防を心がけることが大切

このように、弁不全が起こる要因は日常生活の中で多数潜んでいます。
それだけに発症しやすく、注意が必要といえます。下肢静脈瘤は誰にでも起こりうる病気だけに、日々の生活の中から注意して予防を心がけるとよいのではないでしょうか。

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