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瘤内血栓

瘤内血栓の合併症には注意する

下肢静脈瘤がもたらす合併症の中でもとくに起こりやすく、注意が必要なのが瘤内血栓です。
下肢静脈瘤は下半身の静脈にある静脈弁に異常が生じ、血液が逆流することによって生じます
当然血液の流れが悪くなるため、血圧が高くなり、血管が傷つきやすい状態になってしまいます。
それが血栓をもたらす要因となるのです。

具体的には血流の悪化によって血液がよどんでしまい、血管に圧力がかかってしまうことで内膜が傷ついてしまいます。その結果血液が内膜にくっつきやすくなり、血栓が生じるリスクが高くなるのです。

痛みの有無で病気を判断する

下肢静脈瘤を放置しておくと血栓がますます大きくなり、下肢全体の血流を妨げてしまう恐れもあります。
その結果、だるさや倦怠感といった症状がさらに悪化しますし、血栓ができた部分が腫れあがったり、痛みを感じるようになります。

血栓や炎症を伴わない下肢静脈瘤の場合、痛みは見られませんから、痛みがあるかどうかが症状を見極めるひとつの手段となります。

血栓は深刻な合併症の原因になる

しかも、瘤内血栓がもたらす影響はそれだけに留まりません。
たとえば血栓が血管からはがれて肺動脈を塞いでしまうと肺動脈塞栓症をもたらすことになります。
また、血栓が原因で炎症が生じて表在性静脈炎が発症してしまうことも。

放置することで他のより深刻な合併症をもたらす原因を作ってしまう、この点もこの合併症が厄介な点となっています。皮膚に腫れやしこりができたり、痛みが見られるようになった場合にはすぐにでも医師の診察を受けた方がよいでしょう。

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