知っておきたい下肢静脈瘤のコトトップ > 硬化療法の解説硬化剤の種類や特徴

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硬化剤の種類や特徴

硬化剤により静脈を閉塞する治療法

下肢静脈瘤の一般的な治療方法として用いられている硬化療法
これは静脈瘤ができた部分に硬化剤を注入し、静脈を固めてしまう方法です。
それによってこの部分への血流がなくなり、逆流がなくなるとともに静脈瘤も少しずつ消滅していくのです。

硬化剤の種類について

ではこの硬化療法ではどのような硬化剤が使用されているのでしょうか。
種類は大きく分けて3種類に分けられます。
まず洗浄性硬化剤。現在ヨーロッパで最も広く使用されているタイプで、日本でも広く使用されています。
痛みが少ない点が特徴です。

2つ目が浸透性硬化剤。こちらは高張浸透圧の液体で、最大の特徴はアレルギー反応を起こしにくい点。
幅広い患者に対して使用できるメリットがありますが、その一方で色素沈着を起こしやすい問題点もあります。

3つ目は科学的刺激性硬化剤と呼ばれるもので、内皮細胞に直接作用する点に特徴があります。
ただ、日本では使用されたことがないため、硬化療法の選択肢としては除外してよいでしょう。

治療に伴うリスクを理解することが大切

これらの種類の中から最適なものを選んで硬化療法を行っていくわけです。
洗浄性硬化剤の中ではポリドカノール、浸透性硬化剤では高張食塩水がポピュラーな選択肢として使用されます。

治療を受ける際にはここまでの知識は必要ないかもしれませんが、硬化療法には合併症のリスクもともなうため、事前にどのようなリスクがあるのか、治療後にどういったアフターケアが重要になってくるのかをよく確認しておく必要はあるでしょう。硬化剤の特徴を頭の片隅に入れておくとその際に役立つのではないでしょうか。

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