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硬化療法による合併症について

治療後の合併症には注意が必要

医療機関で行われる下肢静脈瘤の一般的な治療方法となるのが硬化療法
これは硬化剤と呼ばれる薬剤を使用し、意図的に静脈を閉塞させて逆流を防ぎ、自然と静脈瘤を改善していく方法です。手術のような体への負担もないため、現在でも主流となっています。

その一方で硬化療法には治療後に生じるいくつかの合併症があります。治療を受ける際にはこの点に十分注意しておく必要もあるのです。

硬化療法の合併症とは

もっとも多いのがしこり。硬化剤を注入した部分にしこりが生じることがあるのです。
これは静脈瘤の大きさによっても症状が異なり、多い方が生じやすく、消えにくくなります。

通常治療後2~3週間程度に一番目立つようになり、その後少しずつ小さくなっていきます。
完全に消えるまでは半年程度、しこりが目立つ場合には1年程度かかることもあります。

色素沈着や静脈炎が生じることも

気になる合併症が色素沈着。女性にとっては大きな悩みの種でしょう。
これは治療を行った部分が茶褐色に沈着してしまうもので、治療後2~3ヵ月ほどがもっとも目立ちます。
最終的に消えてなくなるまで1年程度かかります。

もうひとつ、静脈瘤が腫れて痛みが生じる静脈炎も合併症の一つとして挙げられます。
痛みが気になりますが、時間の経過とともに治まっていきます。

そのほかにはあまり起こらないものの、深刻な合併症として深部静脈血栓症肺動脈塞栓症などもあります。
こうした合併症の症状が見られた場合にはできるだけ早く医師の診察と診断を受けるようにしましょう。

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