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MR静脈造影

静脈瘤の治療には詳細な状態を知る必要がある

静脈瘤の治療を行う際にはどの位置に発症し、どのような状態にあるかを確認する必要があります。
とくに下肢の静脈は細かいため、なかなか詳細を確認するのが難しい面がありました。
もし中途半端な把握で治療を行うと手術の際に神経を傷つけてしまったり、隠れた静脈瘤を見逃してしまい再発や悪化をもたらしてしまう恐れがあります。

静脈と動脈を分けて映像化する検査法

そんな厄介な下肢静脈瘤の検査に役立つ方法として近年導入が進んでいるのがMR静脈造影です。
この方法では造影剤を使用することなく静脈と動脈を分けて映像化できる点に大きな特徴があります。
これによって静脈をしっかりと見極めたうえで動脈瘤の確認をすることができます。

また、この方法では体内で流れている血液から出ているMR信号を画像化させることによって造影剤なしでの映像化が可能となっています。冒頭に挙げたように、下肢の細かい静脈の状態を確認するのに適しているのです。
また動脈を調べることで下肢閉塞性動脈硬化症の診断にも役立ってくれます。

MR静脈造影の方法と適用条件

なお、検査方法は従来のMRI検査とまったく同じ。
ただ事前に造影剤の注射や薬の服用がなく、より負担が少なく、装置に横たわるだけで受けることができます。
なお、心臓にピースメーカーを使用している人は受けることができません

このMR静脈造影はまだ新しい検査方法のため、導入している医療機関はまだ限られています。
この検査方法で下肢動脈瘤の状態を確認したい人はネットなどで医療機関の検索を行ってみるとよいのではないでしょうか。

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