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プレチモグラフィー(容積脈波)

血液の逆流を確認する検査法

プレチモグラフィー(容積脈波)は患者の体に負担をかけることなく下肢静脈瘤の状態を把握することができる検査方法として広く用いられています。

下肢静脈瘤は下半身の血液が正常に心臓まで送り返されなくなってしまうことで生じます。
おもな原因は筋ポンプ機能の低下と静脈弁の異常。
心臓へと血液を押し返すポンプ機能が衰え、さらに逆流を防ぐ静脈弁がうまく機能しないことで血液の流れに異常が生じてしまうわけです。このプレチモグラフィーでは筋ポンプ機能や血液の逆流の状態を手軽に判断することができます

プレチモグラフィーについて

方法は簡単、足にマンシェットと呼ばれる空気を膨らませたカバーを巻いた状態でつま先立ち運動をするだけ、検査を行う際には手すりで体を固定した状態で行われます。
薬剤を使用したり、レントゲンや超音波など特殊な装置を使用することなく調べることができるわけです。

静脈の容積変化から判断する検査法

ではどうしてこんな簡単に検査が可能なのでしょうか。それはマンシェットを通して足の運動によって生じる静脈の容積の変化を詳しく調べることによって可能となっています

筋ポンプ機能が正常に機能していればつま先立ち運動の際には血液が多く流れ出すようになり柔軟性に富んだ静脈の容積が変化します。もし静脈瘤ができている場合には静脈の容積は通常に比べて変化しなくなるのです。

この検査で筋ポンプ機能が低下していたり、逆流が疑われる結果が出た場合には改めて詳細な検査を行い、下肢静脈瘤の状態を確認することになります。
手軽にできる事前の検査として非常に優れた選択肢となるでしょう。

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