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ストリッピング(静脈抜去術)手術とは

手術で静脈を抜き取る治療法

下肢静脈瘤の治療方法のひとつとしてストリッピング(静脈抜去術)手術があります。
その名称からも推測できるように静脈を抜き取る手術です。

一般的な下肢静脈瘤の治療方法として知られる硬化療法は血管を塞ぐことで静脈瘤を自然と解消する方法ですが、こちらはそもそも原因となっている静脈を抜き取ってしまう方法となります。
その分患者の負担が大きい一方、根本的な治療効果が得られます。

ストリッピングについて

具体的な方法を見てみましょう。ポイントとなるのはワイヤー。
細いワイヤーを静脈瘤をもたらしている部分へと挿入し、静脈とワイヤーを糸で結びつけたうえで抜き取るのです。
かなり極端な方法と思う人もいるかもしれませんが、静脈瘤が発生した血管は静脈弁が正常に機能しなくなっているため、除去しても健康上に大きな問題をもたらすことはありません。

また、一昔前では手術の際に全身麻酔が必要でしたが、最近では医療技術の進歩によって局所麻酔でも行うことができるようなり、日帰りでの手術も可能となっています。
負担が少なくなり、しかも効果が高いことで注目を集めるようになっているのです。

ストリッピングの適用条件

ただ、万能の治療法というわけではありません。
この手術が適用可能なのは原則として表在静脈と呼ばれる皮膚の表面近くにある血管に静脈瘤が生じた場合。この表在静脈は足にある静脈の10~15%程度のため、除去しても大きな問題をもたらさないのです。
ですから、静脈瘤がより深く、筋肉の奥に流れている深部静脈だった場合には行うことができません。

ストリッピングは再発の可能性も低く、硬化療法に比べてもメリットが大きいといわれているだけに、注目の選択肢といえるでしょう。

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