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小伏在静脈ストリッピング

ストリッピングは発症場所により使い分ける

下肢静脈瘤治療で行われるストリッピング手術には大伏在静脈小伏在静脈の2種類があります。

静脈瘤が発症した場所によって選択されることになるのですが、一般的にはストリッピング手術といえば大伏在静脈のやり方が挙げられることが多いようです。
では小伏在静脈ストリッピングはどのような手順で行われるのでしょうか。

小伏在静脈ストリッピングの手術方法

まず手術時の体位。基本的にはうつ伏せか側臥位で行われます
この点仰向けが基本の大伏在静脈と大きく異なります。
また、小伏在静脈の静脈瘤は膝裏とふくらはぎに生じるため、膝窩静脈接合部と呼ばれる部分との見極め、確認が重要になってきます。手術の前にはエコーによる確認を行うのが一般的です。

ストリッピングを行う範囲が大伏在静脈ストリッピングに比べて狭いのも特徴となるでしょう。
これは腓腹神経が小伏在静脈と隣接しているため、術中にこの神経を損傷しないようにするためです。
万一失敗した場合には感覚の麻痺やしびれなどが生じる恐れもあります。

日帰り手術も可能な術式

腓腹神経の損傷を除けば合併症のリスクやその対策は大伏在静脈とほぼ同じです。
術前にしっかり計画を練り、慎重に行っていけばそれほどリスクの大きな手術ではないでしょう。
それだけに信頼できる医療機関選びが重要になりそうです。

現在ではストリッピング手術は局所麻酔での日帰り手術も可能になっているだけに、医師とよく相談し、手術が適用可能なら有力な選択肢として検討する価値があるでしょう。
膝裏の下肢静脈瘤はとくに目立つだけにこの手術方法は大きな役割を果たすはずです。

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