プロジェクトレポート Vol.57
今回は「nextmaruni+K」展のオープニングの様子と、会場撮影、また合わせて行われたデザイナーとの打合せの様子をお伝えします。

設営翌日は、朝から撮影と打合せになりました。

会場撮影はいつもお世話になっているナカサ アンド パートナーズの皆様です。
今回、パテオの下にはネクストマルニのダイニングセットとKのテーブルウェアで表現された、ダイニングシーンが広がりました。
日中の柔らかい光で撮るために、昼間の撮影です。
ちょうど良い光の射し加減を待ってから、数ショット。

このあと、夕方から夜にかけても、忙しい中再度撮影をしていただき、こんな素敵な写真も撮っていただきました。ありがとうございます。

そのような中、様子を見に来られた内田繁氏(左手)。
今年、100%デザインTOKYOの照明ブースをはじめ、多摩アートプロジェクト、広島のオリエンタルホテルなど、展覧会続きで大変ご多忙のご様子でした。

一方、新作のダイニングテーブルの打合せのために、ハッリ・コスキネン氏(中)とマネージャーのラウラさん(右手)がいらっしゃいました。
今年AXISでの企画展Listen to Finlandや、ミッドタウンでの講演会などで大活躍のコスキネンさんです。
打合せの前に、プロデューサーである黒川さん(左手)の案内のもとKの新作や、ネクストマルニの展示をじっくりと見ていらっしゃいました。

撮影の合間をぬって、新作のダイニングテーブルの打合せが始まりました。
右手がハッリ・コスキネン氏。

図面を広げながら、技術的観点とデザインの観点から話し合います。

コスキネンさんからは展示中のプロトタイプを見て、概ねOKの返事をいただきました。思わずスタッフみんなで笑顔に。終始和やかにすすみ、打合せは無事に終了。これでまた製品化へ一歩進むことができます。
コスキネンさんも技術者である日本さんも、お互いの大切なところを良く理解しながら話しているのが伝わってきました。
優れた製品は、優れたデザインと技術で生まれることを改めて感じる瞬間です。

いよいよ1日。オープニングパーティの日です。
あいにくの雨模様でしたが、たくさんの方にご来場いただきました。
お越し下さった皆様、誠に有り難うございます。

パーティには、ネクストマルニの関係者方々も多くいらして下さいました。
サローネ同様に、家族と共にいらしたすみいてつ氏とは、合間を見てラウンジチェアについて打合せを。ここでも、デザイナーと技術者のスムーズなやり取りが見られました。
気になっていたところが手に取るようにお互いに伝わるそうです。
また、ハッリ・コスキネン氏や、植木莞爾氏、ネクストマルニの作品をずっと撮り続けて下さっている川部米応氏など、日頃お世話になっている方々にもご来場いただきました。
そして、ネクストマルニのプロデューサーであり、新しく株式会社Kを立ち上げられた黒川雅之氏は、最後まで和やかにいろいろな方とお話しされていました。

また、今回もDMやリーフレットなどのグラフィックは八木保デザインの灰谷さんによるものです。いつも有り難うございます。
オープニングパーティをはじめ、秋を感じる肌寒い中、多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
これからネクストマルニでは、今年の新作の製品化に本格的に取り組み始めます。そして、ネクストマルニプロジェクトをいろいろな形でご覧いただけるよう、来年もまた活動を続けてまいります。
このプロジェクトレポートでも続々とご報告予定です。
ぜひご期待ください。
07.12.15 | posted by Kozue Ohyama
プロジェクレポート トップへ
プロジェクトレポート Vol.56
今回は10月30日から開催された合同展「nextmaruni+K」の準備の様子をお伝えします。
毎年夏に行ってきた東京展ですが、今年は黒川雅之氏が立ち上げられた株式会社Kとの合同展として、「nextmaruni+K」展をこの秋に開催しました。


場所は例年と変わらずにギャラリー ル・ベインをお借りしましたが、今回は併設されているギャラリーMITATEでも一週間ほど展示をさせていただきました。

搬入は開催日前日の29日。

たくさんの段ボール箱が朝からパテオの部分に運ばれます。

今回は合同展ということで、例年以上に黒川事務所の皆様にはお世話になりました。
右手は展示レイアウトを担当してくださった坪内さん。
今回、ネクストマルニではこの3年間に造ってきたアームレスチェア、アームチェア、ラウンジチェア、そしてテーブル類など、可能な限りすべてを展示。その関係で、家具の数も半端ではありません!
ネクストマルニの「ライフスタイル」というテーマに沿いつつも、Kとの合同展だからこそ表現できるレイアウトや、展示グラフィックなどを苦心して考えて下さいました。

少しずつ出来上がってきました。
正面はダイニングテーブルとアームレスチェア、右手にはずらりとアームチェアが勢揃いです。

ギャラリーMITATEではKのGOMシリーズをはじめ、優れた小物が並びます。
ちょうど隠れてしまっていますが、奥にはネクストマルニのダイニングテーブルとアームレスチェアのセットも置かれました。

気づけば、もうこんな真っ暗に。
夏とは違い、日が沈むのも早いです。
ギャラリー ル・ベインとギャラリーMITATEは、六本木からすぐのところです。

いよいよ、追いこみです。
左下に見えるのは今回使用したバナーですが、今年の春、ミラノサローネで使用したものと同じです。
家具たちとともに、日本からイタリア、イタリアから日本へ戻ってきました。
今回も綺麗に吊るせるよう、会場に合わせて一工夫です。
右手はネクストマルニの営業を担当して下さっている千葉さん。
今回、nextmaruniの移動・手配などの全てを取り仕切ってくださいました。

ネクストマルニの展示側の壁に、シルクスクリーンが貼られていきます。
一番左手は、ネクストマル二を担当してくださっている八木さんです。
ぎりぎりまで、より良い展示案などを考えてくださいました。
本当に有り難うございました

いよいよ、バナーの取り付けです。

今回とてもこのクレーンが気に入った様子の日本さん。
日本さんはマルニ木工の中でも屈指の技術者であり、デザイナーです。
こういったみんなの作業一つ一つで、会場が出来上がっていきます。

そしてバナーも無事取り付けられました。




会場内にも、細かいセッティングをして完成です。
お花は、黒川事務所の方が手配してくれたもの。世界観をより強く造って下さいました。ありがとうございます。
次号では、会場撮影や、この展覧会に合わせて行われた打合せの様子、オープニングの模様をお伝えします。
07.11.22 | posted by Kozue Ohyama
プロジェクレポート トップへ
プロジェクトレポート Vol.55
前回に引き続き、ミラノサローネ展の様子を報告します。
4月20日、レセプションパーティに参加するためにアルベルト・メダ氏が来場。
自らのラウンジチェアの座り心地を確認していました。
今年のコンペティションの審査員を勤めていただいたメダ氏。
自らが選んだグランプリ作品について熱く語っていました。
レセプションではコンペグランプリ作品の表彰式を行いました。
写真は、表彰状を渡すメダ氏(右)と コンペグランプリ受賞者のすみい てつ氏(左)。

ミラノの展示会場へはご家族と一緒に来られたすみい氏。
お子様を抱いてグランプリ受賞についてスピーチをされました。
レセプションには、ミラノサローネで数多くの作品を発表していた安積伸氏も来場されました。
すみい氏と熱心に語り合っていました。
どことなく二人の雰囲気が似ていると感じたのは私だけでしょうか…?
さらに、2004年の初代コンペグランプリ受賞者であるショーン・ユー氏も来場。
今回のコンペグランプリ作品の座り心地を確かめながら、すみい氏と語り合うショーン氏。
写真は撮れなかったのですが、レセプションには プロデューサーの黒川雅之氏はもちろん、安積朋子さんや内田繁デザイン事務所の方など、多くの皆様にご来場いただきました。
展示会期間中ギャラリーを訪れ、熱心に作品を観察している来場者。
この写真は今回の展示会の中で、私が一番気に入っている写真です。
自らの作品に座って記念撮影をしているすみい家の様子を写したものです。
このすみい家の幸せそうな様子を見て、家具創りの根底には、それを使う人々の生活があり、「使う人が幸せな気持ちになれること」がとても重要なことだと、再度認識させられた瞬間でした。
07.07.03 | posted by Toshihiro Kawakami
プロジェクレポート トップへ